読書百席ブログ

読了した本の感想をつらつら記載します。自分用の読書ログが主目的です。

「サロメの断頭台」読了記 │ ラストの展開が全て。それまでの展開が少し冗長。。。

あらすじ

全ての謎が解けるとき、『サロメの断頭台』が読者を待つ。 天才芸術家の死、秘密を抱えた舞台女優、盗作事件に贋作事件、そして見立て殺人。 大正ミステリを描き抜く『方舟』著者の本格長編。 油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。 美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。 未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか? 盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してーー

評価

総合評価(読後感)
★★★★
80/100(点)
ストーリー 文章表現力 リアリティ 緊張・切迫感 驚き・意外性
★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★★

感想

  • 間違いなく面白い
  • が、サーカスから来た執達吏よろしく、この人の大正ロマンはちょっと癖がある
  • 最後の展開はさすが、満足
  • 現代小説読みたいな・・・方舟も十戒も良すぎた