あらすじ
熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」三部作、ついに完結。江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。香りのサロンを開く前、二十代の朔を描いた前日譚にしてシリーズ最終作。
評価
| 総合評価(読後感) |
|---|
| ★★★★★ |
| 91/100(点) |
| ストーリー | 文章表現力 | リアリティ | 緊張・切迫感 | 驚き・意外性 |
|---|---|---|---|---|
| ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
